ソーシャルワーカーの魅力とは 女子大生が同世代にアピール

2015年1218 福祉新聞編集部
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会場を訪れた人に説明した
会場を訪れた人に説明した

 大学生が若者にソーシャルワーカー(SW)の魅力をPRしようと、昭和女子大学福祉社会学科(東京都世田谷区)の学生が、SWへのインタビューや福祉に関するアンケート調査をパネルにまとめ、11月14・15日の文化祭(第23回秋桜祭)で発表した。

 

 インタビューでは3年生の八つのゼミが、それぞれ地域包括支援センター、児童家庭支援センター、障害者施設などを訪ね、職員に仕事内容、やりがい、SWの専門性などを質問。その中から感じたSWの魅力として「制度にとらわれず新たな仕組みを作れる」「利用者が本当の自分に出会える再スタートの瞬間に立ち会える」などが挙げられた。

 

 大学生に感想を聞くと、「仕事の幅がすごく広い」「虐待などの事情を聞くとつらかった」と現場を知る機会になった一方で、「せっかく良い取り組みがあるのに十分に知られていないのでは」との指摘も。

 

 またアンケート調査は、同学科以外の学生598人から回答を得た(中間報告)。結果から、精神保健福祉士の認知度が特に低いこと、他の対人援助職に比べSWは地域で働く人のイメージが強いことなどが分かった。

 

 指導する北本佳子・同学科長は「福祉の仕事は大変というステレオタイプな伝わり方を打破したい」と話し、学生に対して「卒業後どの分野に進むにしてもソーシャルワークの意識を持ってほしい」とエールを送る。

 

 大学生はPR用にキャラクター「そーさる君&ふくさん」を作成。また文化祭では現場で働く人から話を聞くリレートークも開かれ、SWの理解を深めていった。そして、来年2月に開かれる学内学会でSWのPR戦略を発表する。

 

右のキャラクターは、ソーシャルワークを勉強しているサルのそーさる君と助言をするふくろうのふくさん。ツイッターもやってます

右のキャラクターは、ソーシャルワークを勉強しているサルのそーさる君と助言をするふくろうのふくさん。ツイッターもやってます

 

 

 

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