バリアフリー情報を共有するアプリ マツコさんもアピール

2016年0420 福祉新聞編集部
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「車いすに乗ったら段差が山に見える」とマツコさん

 日本財団は8日、飲食店などのバリアフリー情報を誰でも投稿や閲覧できるスマートフォン向け地図アプリ「Bmaps」(ビーマップ)を発表した。施設入り口の段差数や車いす対応トイレの有無、利用してみた満足度の5段階評価などを共有できる。

 

 開発者の垣内俊哉・(株)ミライロ社長は「障害者らが不安なく食事や旅行に行けるよう、ビーマップを広げたい」と語った。

 

 アプリのダウンロードは無料。現在、ビーマップには1万6000件ほどの情報が集まっている。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて100万件の情報登録を目指す。団体や学校などにも協力を求める。

 

 同日開かれた記者会見には、昨年5月に発足した「日本財団パラリンピックサポートセンター」(パラサポ)の顧問を務めるタレントのマツコ・デラックスさんも参加。車いすに乗って段差を越える体験をし、その難しさに驚いていた。

 

 マツコさんは「不便さに気付いて書き込むことが、結果的にみなさんの助けになったり、その店に一人お客さんが増えるきっかけになるかも知れない」と展開に期待を寄せた。

 

パラスポーツ体験

 

 パラサポは同日、障害者スポーツの選手が全国の小中高等学校に出向いて体験授業を行う「あすチャレ! スクール」を実施すると発表した。今年度は100校3万人、20年までに1000校50万人に授業を行うことが目標という。

 

 プロジェクトディレクターで講師も務める根木慎志・車いすバスケットボール元日本代表は「ほとんどの子どもはパラ競技を見るのが初めて。その迫力に驚き、障害者といわれる人に対するイメージが大きく変化するだろう。みんなが違いを認めて応援し合い、誰もが輝いて生きていく世の中を目指したい」と語った。

 

アプリの画面

アプリの画面

 

 

 

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