「買われた」女子中高生の気持ち知って 写真や文章を展示

2016年0909 福祉新聞編集部
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展示作品と主催者の仁藤さん

 大人に性的搾取された子どもたちが自分の気持ちを発信する「私たちは『買われた』展」が8月11日から11日間、都内で開かれ、約3000人が訪れた。虐待や性暴力を受けた女子を支援する一般社団法人「Colabo」(仁藤夢乃代表)などの主催。

 

 展示作品にかかわったのは14~26歳の24人。自分が受けた性的虐待の実態や、今の気持ちなどを文章や写真で表現した。

 

 例えば、家で親から暴力を受け、小学校でも先生から性的虐待を受けた22歳の女性。「今でも誰かに救ってほしいが、誰も助けてくれないだろうという両方の気持ちがある」と訴えた。

 

 また、母親がうつ病、父親がアルコール依存症という18歳の女性は、高校の時に男性客と街を散歩するバイトをしたことをきっかけに売春するようになった。どこにも居場所がない中で、「客たちは優しかった」と振り返る。その上で「今の若い子たちには『やめておきな』と言いたい」とした。

 

 開催に先立ち開かれた10日の会見では、企画に参加した女子らが「買われた側にも理由があることを知ってほしい」と訴えた。「参加したことで、つらいのは自分だけじゃないと分かった」「今まで自分を責めていた」などと話す女子もいた。

 

 主催者の仁藤代表は「街やネットには子どもに優しい顔をして売春を持ちかける大人がいる。気軽に売春する子どもなどいない。そうした背景を知ってもらいたい」と話した。

 

 

 

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