ソーシャルワーカーを養成して70年 日本社会事業大学が記念式典開く

2016年1116 福祉新聞編集部
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あいさつする潮谷理事長
あいさつする潮谷理事長

 日本社会事業大学(潮谷義子理事長)が創立70周年を迎え、記念式典が5日に都内で開かれた。300人が参加した。

 

 同大学は、1946年に厚生省(当時)から委託を受け、日本社会事業学校として設立。指導的な福祉従事者やソーシャルワーカー(SW)を養成する日本で唯一の教育機関として、福祉系大学のモデル的役割を果たしてきた。

 

 開会のあいさつで潮谷理事長は、GHQの要請を受けて同大学が創設された経緯や、あらゆる福祉分野でリーダーを輩出してきた実績を紹介。「厚生労働省から委託されている唯一の大学として、他の福祉系大学との存在の違いを示さないといけない。70周年を単なるセレモニーで終えてはならない。真のSWを養成するとともに、質の高い研究教育、実践に取り組んでいきたい」などと述べた。

 

 来賓祝辞では、定塚由美子・厚労省社会・援護局長と斎藤十朗・全国社会福祉協議会長が「地域包括ケアを担うことができるSWを養成してほしい」などと要望。同大学名誉博士の阿部志郎・横須賀基督教社会館長は、60年代の大学紛争の際に学生と大学側が対話の姿勢を崩さず紛争解決したことを評価。「その伝統を受け継ぎ、さらに充実してほしい」と語った。

 

 このほか、ケネディ・駐日米国大使からのお祝いのメッセージを紹介、政治学者の姜尚中氏の特別講演「共苦・共助・共生社会を求めて」が行われた。

 

 

 

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