障害者就労ネットワークで共同受注 製品の展示即売会も(山口)

2016年1209 福祉新聞編集部
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セルプ南風で開かれた展示即売会には多くの人が訪れた

 山口県宇部市の障害者就労ネットワーク会議主催の事業所製品展示即売会が11月22日、障害者支援施設「セルプ南風」の駐車場などで開かれた。

 

 同会議は、就労系障害福祉サービス事業所や企業、行政などで構成。「就労支援」「移行支援」「継続支援」を目的としたワーキングチームを毎月開き、就労先の開拓や職場定着支援、製品の展示販売、共同受注システムの運営などを行っている。

 

 展示即売会には、同会議に加入する20事業所のうち、6事業所の手作りパンやジャム、野菜、手芸品などが出展され、近隣住民など多くの人が来場し購入していった。

 

 また、会場では発達障害のあるウォーターアートパフォーマーの堀川玄太さんがウォーターアートを披露。霧吹きやホウキなど掃除道具を使って、ディズニーキャラクターなどを描いて見せ、来場者から大きな拍手が送られた。

 

堀川さんのパフォーマンス

堀川さんのパフォーマンス

 

 展示即売会は、市内の各種イベントで行っており、9~11月はほぼ毎週末に開催した。ハードな日程になるが、利用者の工賃アップや、障害者就労への理解促進などにつがながるだけに、各事業所の職員が手分けして出掛けて行くという。

 

 同会議について谷寛子・市健康福祉部障害福祉課長は「活動はすべて事業所中心に行われており、行政とも良いパートナーシップを築いている。特に共同受注事業は、窓口担当の『セルプ岡の辻』がうまく各事業所に割り振ってくれるので助かっている」と話す。

 

 公園の清掃や草刈り、学校給食をクラス人数ごとに分ける仕事など、行政から同会議を通じて発注される仕事は年間約4000万円。話をするだけで各事業所に均等になるよう仕事を振り分けてくれる同会議は、行政にとっても欠かせない存在になっているようだ。

 

 

 

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