「声かけてくれて ありがとう」 盲導犬使用者らがシール手渡す運動

2017年0906 福祉新聞編集部
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小学生のサポートを受け、模型ホームを歩く盲導犬使用者。実演後「ありがとう」シールを手渡した

  全日本盲導犬使用者の会(郡司ななえ会長)は8月28日、街中で手助けが必要か声を掛けられた際に「ありがとうシール」=写真下は丸形タイプ、四角形も=を手渡す運動を始めると発表した。全会員305人に「ありがとう」と書かれた独自のシール10枚を配り、外出時に使うよう呼び掛ける。

 

 

 同日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で記者会見を開いた。昨年8月に盲導犬使用者が東京メトロの駅から転落死した事故を受け、外出時に声を掛けられる機会が増えたことが背景にあるという。

 

 

 郡司会長は、事故を防ぐにはホームドアなどハード面の整備だけでなく、人の目で見守ることが重要と判断。「盲導犬だけではなく私たち使用者の生活をもっと知ってほしい」と話している。

 

 同会は1994年に発足。これまで盲導犬使用者は助けてもらうばかりで、自分たちから発信することがなかったとの思いが会員の間で広がり、今年5月の同会総会で決議したという。

 

 
 郡司会長ら盲導犬使用者は同日、同ホテル主催の「盲導犬ユーザーサポート体験」にも参加。ホテルの宴会場に設けられた駅の改札口やホーム(模型)を、小学生のサポートを受けながら歩いた。
 

 

 歩行を案内した京王電鉄の担当者は「お子様の体験学習の機会として企画した。駅は危険なので、実際にお客様が視覚障害者をサポートすることは控え、駅員に申し出てほしい」と話した。  
          

 

 

 

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