白杖「SOS」知ってますか 都電荒川線をラッピング電車走る

2017年1213 福祉新聞編集部
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都電荒川線のラッピング電車

 視覚障害のある人が、白杖を高く掲げて困っていることを知らせる「視覚障害者SOSシグナル」。このイラストを車体に貼り付けた東京さくらトラム(都電荒川線)の電車が、1日から走り始めた。シグナルを多くの人に知ってもらうのが目的で、豊島区盲人福祉協会(市原寛一代表)の働き掛けにより実現した。ラッピング電車は、早稲田~三ノ輪橋駅間を約6カ月間走り続ける。

 

白杖を掲げていたらSOSのシグナル

 

 シグナルは、視覚障害者が持つ白杖を30センチ程度高く上げることで、周囲に助けを求めていると知らせるもの。同協会のキャラクター「点ブロくん」を車体側面に表記し、ドアの開閉により白杖を上げ下げしているように見える工夫をした。

 

 市原代表は「2020年には東京パラリンピックが開催される。多くの人にシグナルを知ってもらい、視覚障害者が困っていたら助けてもらえるような文化をつくっていきたい」と期待を寄せた。

 

 同協会ではこのほかに、ラッピング電車をデザインした缶バッジの配布やホームページでの情報発信などをしていく予定。
     

 

 

 

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