「東京の介護ってすばらしい!グランプリ」 栄養士ら腕ふるう

2017年1219 福祉新聞編集部
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審査会で料理を作る清明園・浅川ホームのチーム

 東京都社会福祉協議会の高齢者福祉施設協議会は2日、「東京の介護ってすばらしい!グランプリ」の結果を発表した。高齢者施設で出す食事を競う部門では、応募した17施設から社会福祉法人清明会の清明園・浅川ホームが最優秀賞に選ばれた。

 

清明園・浅川ホームの作品

 

 同グランプリは高齢者福祉施設の日常の場面にスポットをあて、介護職の魅力を伝えることが目的。昨年度は介護職員が現場で着る「ユニホームグランプリ」を実施。今年度は「食事」と介護・ケアに関する思いを伝える「メッセージ」を合わせ3部門で行った。

 

 11月17日には都内で食事部門の公開審査を行い、栄養士らが腕を振るった。テーマは「秋を感じさせる昼食」。会場に来ていた都内の特養の施設長は「人材不足の中、審査会に出るくらいの技術を持った人を送り出すのは大変」と話し、「施設では粗末な食事が出ると思われていることもあるが、そんなことはないとこの機会にアピールしたい」と思いを語った。

 

 高齢者施設では限られた食材費の中で、食事を楽しみにしている利用者に応えようと旬の食材を使い季節感を出したり、食べやすいよう柔らかく煮込んだりと栄養士らが工夫を重ねている。 

 

 審査会では参加者が審査員に「認知症の人でも楽しく食べてもらえるよう色鮮やかにしています」などとアピールしていた。

 

 審査員の一人でフリーアナウンサーの町亞聖さんは審査結果について「甲乙つけがたかった。食べてみると料理の工夫が分かるものばかりだった」と話し3部門を通して「他人のため力を尽くせる介護の仕事は素晴らしい」と語った。

 

 ユニホーム部門の最優秀賞は社会福祉法人三篠会の「神楽坂」、メッセージ部門は高齢者福祉施設を家族が利用した経験のある人だった。 
     

 

 

 

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