27法人が共同で「暮らしの相談」窓口 東京・東村山市で

2018年0117 福祉新聞編集部
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
共通ののぼりを立てている

 東京都東村山市内の社会福祉法人が共同で行う「暮らしの相談ステーション」が昨年10月から始まった。どんな相談でも無料で受け付け、関係機関につなぐ。小さな困りごとが大きな問題になる前に、予防的に関わることが狙い。社会福祉法人による公益的な取り組みとして、既存の福祉施設28カ所が窓口となっている。

 

 相談は所定の研修を受けた各施設の職員が通常業務と併行して受け付ける。窓口の一つ、秋津療育園(重症心身障害児・者施設)の中村公則・相談支援課長は「もっと早く相談してくれたらと思うようなことが地域には埋もれている」と話す。

 

打ち合わせする中村さん(左)

 

 どこに相談していいか分からない、そもそも誰かに相談するのは気が引けるーーなどと思う人がたくさんいるのではないか。

 

 そんな思いから、同市では2015年7月に都内初となる社会福祉法人連絡会(代表幹事=品川卓正・社会福祉法人村山苑理事長)を発足。同10月から相談事業の開始に向けて検討してきた。

 

 現在は市内27法人が会員で市社会福祉協議会が事務局を担う。制度に基づく相談機関とは別に、気軽に相談できる場があちこちにあることを大切にしつつ、「相談票の様式を統一する」「相談票を引き継ぐ際は郵送か手渡しで」といった申し合わせも済ませた。

 

 都社会福祉協議会の「地域公益活動推進協議会」によると、現在、都内では島しょ部を除く53市区町村のうち30カ所で東村山市と同様の連絡会が立ち上がっている。

 

 また、同協議会は複数の社会福祉法人による地域公益活動に事務費(年間5万円)、事業費(同最大30万円)を助成している。
    

 

 

 

(福祉関連書籍)

 

はじめに これだけは知っておきたい!  社会福祉法人会計の「基本」
馬場 充
公益法人協会 (2017-07-10)
売り上げランキング: 13,665

 

うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました
古泉智浩
イースト・プレス (2017-12-13)
売り上げランキング: 16,622

 

つながる・ささえる・つくりだす 在宅現場の地域包括ケア
秋山 正子
医学書院
売り上げランキング: 17,046
    • このエントリーをはてなブックマークに追加