中央共募と協働、社会貢献 三菱電機が子どもの貧困対策などに寄付

2018年0410 福祉新聞編集部
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高井副会長(左)と大隈専務

 三菱電機(株)は3月28日、中央共同募金会と協働した社会貢献活動プログラム「三菱ソシオルーツ基金」の贈呈式を開催した。両者が選定した一般社団法人全国児童発達支援協議会と一般社団法人全国食支援活動協力会に520万円ずつ、計1040万円を寄付。子どもの貧困対策と障害者支援に貢献したい考えだ。

 

 同社が1992年に設立した基金は、全国の事業所で働く従業員から集めた寄付と同額を、同社が上乗せして寄付するもの。中央共募を通じて障害者施設や児童養護施設などに寄付してきた。総額は12億7000万円に上る。

 

 2017年度は25周年にあたることから、従来の活動に加え、社会的インパクトのある支援を検討した。中央共募が寄付先の候補をリストアップし、同社がヒアリングなどをして決定。検討後のプロジェクト管理は中央共募が行う。

 

 寄付を受けた全国児童発達支援協議会は、子どもの発達障害支援に関する施設職員の研修会を全国7カ所で実施。発達支援業界のサービスの質向上を目指すという。

 

 また、全国食支援活動協力会は、全国25カ所の子ども食堂へ拠点継続運営のための資金支援を行う。

 

 同日の贈呈式には寄付を受ける2団体のほか、大隈信幸・三菱電機専務執行役、高井康行・中央共募副会長らが出席した。

 

 大隈専務は寄付先選定の狙いについて「いずれも波及効果を期待できる全国的な組織。また、社会で必要とされているのに行政支援が十分でないものだ」などと説明。「社会貢献活動は継続が力。今後も従業員からの善意に対して、会社がマッチングする取り組みを続けていきたい」と語った。

 

 このほか、同社は通常の寄付として、1117万円を贈呈した。中央共募を通じて全国37県の障害者作業所などへ届けられるという。

 

 

 

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