無免許店の急増を懸念 初の「あん摩甲子園」開催へ

2018年0418 福祉新聞編集部
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藤井専務理事

 施術のレベルアップなどを目指し、7月28日に東京・千代田区のパレスサイドビルで「あん摩甲子園」(第1回あん摩マッサージ指圧コンテスト2018)が開かれる。また、鍼灸・マッサージ(三療)の啓蒙と普及に向け今月21日には東京都北区で市民公開講座「健康と東洋医学」(定員100人・無料)も行われる。

 

 両イベントを主催する「一枝のゆめ財団」の藤井亮輔専務理事(筑波技術大教授)は、「コンテストは『プロ日本一』を競うが、美容や健康グッズ、施術に使う機器類など展示ブースを設ける予定。市民が楽しめるようにしたい」と来場を呼び掛けている。

 

 政府の「働き方改革」論議に関連し、健康管理の一つとして国家資格を持つマッサージ師らヘルスキーパーを配する企業が近年目立ってきた。また市中には施術ルームが増え、市民の関心も徐々に広がっている。かつて三療は視覚障害者の仕事といわれたが、現在は業者全体の2割余にすぎず、「無免許のマッサージ店舗も急増している」(藤井専務理事)といわれる。

 

 一枝のゆめ財団(理事長=矢野忠・明治国際医療大学長)は三療職の養成大学教員や日本盲人会連合、全日本鍼灸マッサージ師会の代表らを役員に昨年発足。障害の有無に関わらず、技術のレベルアップは重要として「あんま甲子園」を企画したという。 

 

 30人ほどのエントリーを募る。手技審査のほか、東京オリンピック・パラリンピックで来日する外国人を想定し、「ベッドサイド(治療)で使う英会話教室」、全盲のヨットマン・岩本光弘さんと辛坊治郎さん(ニュースキャスター)のトークショーもある。

 

 出場者エントリー料3万円、一般入場料1500円。問い合わせは同財団(電話03・6310・5172)。

 

 

 

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