福祉施設の対策は? 大規模災害がテーマの講座を無料配信

2018年0911 福祉新聞編集部
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右が講師の村野さん

 障害者施設で働く人向けにオンライン研修事業などを行うNPO人材開発機構(東京都新宿区、水谷正夫理事長)は、大規模災害時に福祉施設が取るべき対策をテーマにした動画を作製した。毎年のように全国各地で災害が起きていることから、少しでも福祉施設の役に立てばと、無料で公開している。期限は未定だという。

 

 同機構は2016年から、パソコンやスマートフォンなどを利用して、障害特性や福祉制度など100講座以上をいつでも学べる「サポーターズ・カレッジ」というサービスを開始。研修の資料を作る必要もなく、1講座当たり15分程度の気軽さが好評だ。全国の事業所とインターネットでつないで議論する事例検討もしている。

 

 今回の無料公開講座は全4本。いずれも大分県別府市の防災推進専門員、村野淳子氏が講師を務めている。

 

 講座は施設の事業継続計画(BCP)を立てる際に確認すべき事項や、リスクの洗い出し方法について解説。具体的に別府市で策定している支援の仕組みや、災害時のケアプランの作成手順なども説明する。さらに福祉施設が担う福祉避難所の実態や事例も紹介し、「適切な避難所へ誘導するための専門性も必要」と強調している。

 

 水谷理事長は「東京都では今年度から福祉サービス第三者評価項目にBCPの策定が入ったが、どうすべきか分からない福祉施設は少なくない。災害は日本全国どこでも起きる可能性があり、多くの福祉施設に見てもらえれば」と話している。

 ◇サイト=https://live-learning.jp/b/
 

 

 

 

 

 

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