近所の「こんにゃく屋さん」 味の良さと安全性で20年(岡山)

2018年1205 福祉新聞編集部
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3色こんにゃくと煮込み用(右端)

 岡山市の社会福祉法人金曜会(安井直人理事長)の就労継続支援B型事業所「わくわくワーク」は、着色料・保存料無添加の3色こんにゃくなどを製造・販売している。おでんなど鍋物に入れると華やかになると地元で支持されている。

 

 こんにゃくは、1997年に同事業所を開所した際、オリジナル商品として開発された。国産こんにゃく粉と水、天然凝固剤のみで作る「白」、青のりとクロレラ入りの「青」、唐辛子みそ入りの「赤」の3色(各150円)と、芋から作る「煮込み用」(170円)がある。

 

 刺身でもおいしい3色こんにゃくは、材料を混ぜた後に凝固剤を加え、型に入れて蒸した後に250グラムの大きさに切って完成。煮込み用は、皮をむいてゆでた芋と水をミキサーで攪拌かくはんして作る。障害者は芋の皮むきなど危険な作業を除き、袋詰めや納品までさまざまな作業を担う。

 

芋を切り(中央)、ミキサーにかけ(右端)、凝固剤を加え混ぜる(左端)

 

 

 製造を始めて20年。味の良さと安全性が評価され、6カ所の道の駅に置かれたり、3カ所の学校・福祉施設の給食で使われたりするなど、3色が年間3000丁、煮込み用が2300丁販売されるまでになった。近所の子どもたちからは「こんにゃく屋さん」と親しまれている。

 

 サービス管理責任者の宮﨑直子さんは「年間売り上げは200万円ちょっとで平均月額工賃は1人1万6000円。売り上げ増のためには、スーパーなど販路拡大が必要だが、手作りのため大量生産できないのが悩み。味の良さと安全性でお客様に選んでもらえる商品を作っていきたい」と話している。 

 

 

 

 

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