両陛下、福祉施設へ最後の行幸啓 滝乃川学園ご訪問(東京・国立市)

2018年1218 福祉新聞編集部
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コースター作りをご覧になる両陛下

天皇、皇后両陛下は6日、知的障害者施設「滝乃川学園」(東京都国立市)を訪問された。来年の退位を控え、天皇として福祉施設への行幸啓は最後となる。

 

 両陛下は毎年12月の障害者週間に合わせて関連施設を視察されている。同日は、生活介護のサービスを受ける利用者が、紙のコースターを作ったり、アイロンがけをしたりする様子を見学し、利用者に「うまくできましたね」と話された。職員に対しても「いつもありがとう」と、ねぎらいの言葉を掛けられた。

 

 国内初の知的障害者施設として知られる滝乃川学園は1891年、石井亮一が濃尾地震で被災して親を亡くした女児を受け入れる教育施設として創立。現在、入所施設や生活介護事業などを運営しており、約230人を受け入れている。

 

 両陛下の福祉関連施設ご訪問は、1989年5月の徳島県立板野養護学校視察が初めて。それ以降、30年間で500カ所以上に上る。滝乃川学園へは92年にも訪問された。同じ施設を訪れるのは異例だが、両陛下のご意向により平成最後の訪問先に選ばれたという。

 

 

 

 

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