全社協 第10代会長に清家篤氏 政策提言に意気込み

2019年0624 福祉新聞編集部
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清家篤 会長

 全国社会福祉協議会は6月21日に開催した理事会で、新会長に慶應義塾学事顧問の清家篤氏を選出した。前身の中央慈善協会から数えて第10代目の会長となる。理事会で清家氏は「これからの地域社会において、社協や社会福祉法人の役割は大きい」と強調。今後政策提言などに力を入れる考えを示した。

 

 清家氏は1954年生まれの65歳。現在、首相の諮問機関である社会保障制度改革推進会議の議長や、経済産業省産業構造審議会の分科会長も務めている。また、日本私立学校振興・共済事業団理事長でもある。

 

 社協の中央組織として、社会福祉関係者の活動を支援する全社協は1908年、中央慈善協会として設立。初代会長の渋沢栄一氏から数えて、清家氏は10代目の会長となる。

 

 理事会で清家氏は、日本の高齢化が進む中、地域社会の持続可能性をどう確保するかが課題とし「社協や社会福祉法人、民生委員の役割は飛躍的に大きくなる」と話した。その上で「全社協は皆様の活動の充実に向けた政策提言をし、社会に対して役割の大切さを周知する活動を行いたい」と意気込みを語った。

 

 また理事会では、新副会長に古都賢一・元厚生労働省大臣官房審議官と、山本一隆・広島県社協会長が選ばれた。古都氏は1983年、旧厚生省に入省。老健局振興課長や社会・援護局保護課長、同局総務課長などを歴任した。

 

 現副会長の前田保・青森県社協会長と得能金市・全国民生委員児童委員連合会長、磯彰格・全国社会福祉法人経営者協議会長については再任された。

 

 一方、20日に開かれた評議員会では、これまで会長を務めた斎藤十朗氏が退任した。今後は、元会長の長尾立子氏とともに全社協顧問に就く。 

 

 退任にあたり斎藤氏は在任した12年間について「福祉分野は激動の時代だった」と述べ、地域共生社会への方向性や社会福祉法人改革などを振り返った。その上で「新会長の下でも令和時代の福祉の構築へ向け、協力をお願いしたい」と語った。

 

 このほか副会長だった高井康行氏と大沢勝氏が退任した。

 

老人クラブでも

 

 全国老人クラブ連合会は18日の理事会で、新会長に清家篤氏を選出した。また、新任の副会長に川端幸枝氏(女性委員会委員長、群馬)が就任。これまで会長を務めた斎藤氏は退任した。

 

 

 

 

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