沖縄大、特別奨学生に5人 児童養護施設の子ら合格

2013年1209 福祉新聞編集部
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
沖縄大学の正門

 沖縄大学(加藤彰彦学長)は11月29日、児童養護施設や里親のもとで暮らす高校生を対象とした「児童福祉特別奨学生」に5人が合格したことを明らかにした。年間72万円の授業料を4年間全額免除するもので、全国的にも珍しい。

 

 5人(児童養護施設2人、里親家庭3人)は県内の高校に通う女生徒。校長のほか施設長、県里親会の推薦を受けて応募した。この奨学制度の第1期生として2014年4月から人文学部の福祉文化学科、こども文化学科で学ぶという。

 

 社会的養護のもとで暮らす子どもの大学進学率は低く、進学しても学費を払えず中退するケースが少なくない。同大の入試広報室は「一般的な奨学金ではカバーできない受験生からの相談が数年前からあった」と話す。

 

 この奨学制度の導入を聞きつけた県外の大学からは、「同様の仕組みを検討したい」との問い合わせが相次いでいるという。

    • このエントリーをはてなブックマークに追加