新たな取り組みに挑戦する「社会福祉ヒーローズ」 最優秀賞決定!

2019年1217 福祉新聞編集部
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最優秀賞に選ばれた田中さん

 新たな福祉づくりに挑戦する若手を表彰する「社会福祉ヒーローズ」賞の全国大会が12月10日、東京都渋谷区で開かれ、福祉現場で働く7人が10分間、スピーチを競った。最優秀賞には、社会福祉法人ウエル千寿会(仙台市)の田中伸弥さん(38)が選ばれた。

 

 イベントは、全国社会福祉法人経営者協議会が、挑戦する若手をアピールすることで、福祉のネガティブなイメージを払拭しようと、昨年から開催。

 

 田中さんは、母親の死をきっかけに特別養護老人ホームで働き始めたが、地域との接点の少なさに疑問を感じた。そこで施設内に駄菓子屋や子ども食堂など多世代が交流できる仕掛けをつくると「施設が彩り始めた」。

 

 ある利用者の看取りでは、子連れ出勤の親と一緒に訪れていた子どもも含め、皆に見守られて最期を迎えたエピソードを紹介。「施設は〝生きる〟を学ぶ場でもある。命のバトンを丁寧につなぐことで、寛容な社会をつくりたい」と、新たな看取り文化に向けた決意を語った。

 

 このほか、ひとつの会(山口県)の谷口洋一さん、江東会(大阪府)の福島里菜さん、弘和会(石川県)の宮中経助さん、豊悠福祉会(大阪府)の中嶋ゆいさん、南山城学園(京都府)の佐藤走野さん、柚の木福祉会(福岡県)の藤田智絵さんがプレゼンした。

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