1リットル1円以下の除菌水 新型肺炎への警戒で問い合わせ急増(PR)

2020年0317 福祉新聞編集部
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水と塩を入れてボタンを押すだけ

 感染症対策に神経をとがらす福祉施設は少なくない。特にウイルスが活発化する冬期は集団感染を引き起こしやすく、施設全体で徹底した予防が必要だ。そうした中、1リットル1円以下という低コストで除菌水を生成する「ミニクローラ」が注目を浴びている。新型肺炎への警戒も高まり、問い合わせが急増。一時在庫切れに陥ったという。現場を訪ねた。

 

 「塩と水を入れボタンを押すだけ」――。

 

 社会福祉法人育心会が運営する障害者支援施設「育心寮」(埼玉県)では職員が毎日4回、計30リットルの除菌水を作る。ミニクローラは塩と水を電気分解し、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする電解次亜水を生成。濃度は、厚生労働省がノロウイルス対おぞ策で汚物処理の際に推奨する最大1000ppmまで作ることができる。

 

 支援員の長聡さんは「手の除菌から床掃除まで除菌水を使うので、今の時期はフル稼働。臭いも少なく、利用者から不満の声もない」と話す。今では新型肺炎対策で職員は自由に除菌水を持ち帰るという。

 

 導入したのは2018年末。同年5月に施設内で利用者10人が下痢や嘔吐おうとなど感染症の症状を訴える事件が発生。施設内の緊張感も一気に高まった。

 

 だが、コスト面がネックだった。当時は次亜塩素酸入りの除菌水を箱買いしており、費用は月5万円以上。そのため職員は極力無駄遣いしないよう最低限の量しか使っていなかったという。

 

 一方、ミニクローラはレンタルで月1万1000円。レンタル料を除けば、1リットル当たり1円以下ということもあり、導入を決めた。施設長の石川久芳さんは「量を気にせず使えるため、導入後に感染症は出ていない。また施設の臭いも軽減され、法人の別施設でも導入した」と語る。

 

石川施設長

 

 ミニクローラをレンタルする有限会社ユニコアによると、新型肺炎への警戒が高まり、2月の問い合わせが前年同期比で10倍に。特別養護老人ホームや保育園、病院、市役所などさまざまな施設で導入しているという。

 

 同社の星野有俊社長は「食品添加物として食材の殺菌に使えるほど安全性が高いことも安心につながっている。量を気にせず、哺乳瓶や入れ歯、テーブルなどを除菌し、感染症予防につなげていただければ」と話している。

 

有限会社ユニコア
電話03・5256・0111
http://unicore.jp/

 

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