〈厚生労働白書〉医療福祉の生産性向上が急務 令和の社会保障を展望

2020年1102 福祉新聞編集部
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 厚生労働省は10月23日の閣議に「令和2年版厚生労働白書」を報告した。テーマは「令和時代の社会保障と働き方を考える」。高齢者人口がピークを迎える2040年に、医療福祉従事者は全就業者の2割に当たる1070万人必要になると推計し、人手不足や人口減少が進む中、ICT(情報通信技術)を活用するなどして生産性を高めることが急務だとした。

 

 白書は平成の30年間の変容と、今後20年の推計データを紹介しながら新型コロナウイルスの影響も含めて今後の方向性を整理した。

 

平成30年間と2040年にかけての社会の変容

 

 40年には65歳の男性の4割が90歳まで、女性の2割が100歳まで生きるとの見通しを示し、健康寿命の延伸と合わせて、就労、学び、社会参加などさまざまな生き方の選択を支える環境づくりが求められるとした。

 

 また、担い手不足・人口減少の克服に向け、女性と高齢者が働きやすい環境づくりや就業意欲を高めてもらう取り組みを進め、就業率を一層高めることが必要だとした。さらに、一人ひとりの暮らしを支えるべく、それぞれの地域に合ったつながり・支え合いづくりに取り組むよう指摘した。

 

 

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