在宅介護のワクチン接種に遅れ 事業所「なぜ後回し?」

2021年0714 福祉新聞編集部

 新型コロナウイルスのワクチン接種が広がる中、在宅系介護サービス従事者の接種が進んでいないことに不満の声が上がっている。特に同じサービスでも医療法人の事業所や特別養護老人ホームに併設する事業所は優先接種できるが、単独の小規模な事業所ほど接種が進んでいない。

 

 東京都あきる野市の場合、医療法人や特養併設の在宅系介護サービス従事者は、病院や入所施設と同時に優先接種を受けられるが、単独の在宅系介護サービス従事者には大規模接種会場(2カ所)のキャンセル分が充てられている。市は「優先接種は間隔を空けて行うので時間がかかるし、キャンセルも一定程度は出ている」と話し、両者に大きな差はないと説明する。

 

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