IgA血管炎――腹痛時、関節痛の有無確認を

2021年0917 福祉新聞編集部
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 娘が5歳のころ、おなかを痛がるようになりました。小さな子供がおなかを痛がる原因はたくさんあります。便秘、急性胃腸炎、胃食道逆流、好酸球性胃腸炎など。しかし、いろいろと調べても原因が分からず、お父さんやお母さんの関心を引きたくて、腹痛を訴える子も中にはいます。

 

 うちの娘の場合も、私が娘を叱ると「おなか痛い」ということがあったので、てっきり精神的な要因かと思って軽視していました。そして、しばらくすると、足、すね、ふくらはぎに、赤いぷつぷつが出てきたのです。指で押してみても、赤みが消えない。紫斑です。ここまで症状がそろうと、普通の小児科医なら誰でも診断ができます。

 

 「IgA血管炎」です。以前は、シェーンライン・ヘノッホ紫斑病、血管性紫斑病、アナフィラクトイド紫斑病、アレルギー性紫斑病などと呼ばれていましたが、現在はIgA血管炎と呼ぶのが一般的です。IgAという免疫グロブリンが細い血管に沈着し、炎症を起こしているのが病態であるため、この病名となりました。

 

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