新型コロナで「体験の格差」危惧も 大阪の障害者事業所がお菓子を母子家庭へ

2021年1007 福祉新聞編集部
スペシャルBOXの中身

 大阪府の社会福祉法人などがシングルマザーの家庭にパンや菓子を無料で届ける事業を行っている。福祉医療機構の助成金を活用するシングルマザーの支援団体と連携して、月に1回無料で送付しており、今年度中に延べ1000世帯への支援を目指す。

 

 支援団体などによると、新型コロナの感染拡大で、困窮するシングルマザー世帯が急増。ヒアリングすると不安定な雇用により給与が減り、食費や菓子代を削っている家庭が多かったという。

 

 そこで、大阪府内の社会福祉法人やNPO法人など15事業所が連携。月に1回、就労継続支援B型事業として製造するパンや菓子などを詰めた「スペシャルBOX」を無料で届けることにした。

 

続きは本紙で

 

福祉新聞の購読はこちら