縮小する地域限定保育士 開始6年、現在は2府県のみ

2021年1020 福祉新聞編集部
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神奈川県が8月に行った筆記試験は3438人が受験

 2015年から一部の自治体で始まった「地域限定保育士制度」。合格して登録すれば、その自治体で保育士として働け、3年たつと保育士として勤務していなくても自動的に全国で働ける保育士になれる。制度創設の狙いは保育士を確保して待機児童を解消することだが、開始6年、目に見える成果は上がっていないようだ。

 

 同制度は15年に成立した改正国家戦略特別区域法で創設された。通常の保育士試験と受験資格、受験料、筆記試験科目、難易度などは同じで、地域限定保育士試験のどちらか一方で合格した科目は免除される。実技は試験ではなく講習会(27時間)を受講すれば修了となるのが特徴。

 

 現在、実施しているのは神奈川県と大阪府。過去には仙台市、千葉県成田市、沖縄県でも行われていた。しかし、16年から通常の保育士試験が年2回開催となり受験機会が増えたため、地域限定保育士試験をする自治体が広がらなかったとみられる。

 

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