ユニクロが介護や医療従事者向けの展示会を開催 人気は「前あきインナー」

2021年1222 福祉新聞編集部
商品を手に取りながら特長を説明=ユニクロ提供

 アパレル大手「ユニクロ」は12月5日、大阪市内の店舗で介護、医療、看護従事者向け商品の展示説明会を開いた。あらかじめ介護従事者、医師らが選んだ現場に役立つ20商品とお薦めポイントを紹介。実際に商品を手に取ってもらいながらアドバイスもした。

 

 同社のこうしたイベントは初めて。介護、医療、看護現場でも活用できる商品を知ってほしいと企画。当日は各現場で働く約100人が参加した。

 

 人気があったのは「前あきインナー」。前あき部分は面テープ仕様なので、高齢者は着脱しやすく従事者も介助しやすい。介護、医療の服の色は薄茶色に偏りがちだが、ライトオレンジやライトグリーンなどもあり、明るい色の服を着て気分も前向きになれる。「ウルトラライトダウン」も好評で、暖房の苦手な高齢者が多い中、軽くて暖かいので体への負担が少なく寒さも防げる。猫背の高齢者でも着やすい。

 

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