ノロウイルス検査は不要

2021年1224 福祉新聞編集部
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 急性胃腸炎(嘔吐・下痢症)が救急外来でも増えてきました。おそらく、ノロウイルス感染によるものと思われます。〝おそらく〟と書いたのは、急性胃腸炎の適切な初期治療には、ノロウイルスかどうかの診断は必要ないため、検査が行われないことが多いからです。

 

 12月はノロウイルスが流行する時期であることや、一部の検査された患者さんの状況から、おそらく、ノロウイルスであろうと診断されているだけです。もしかしたら、ノロウイルスと似たような症状を起こすサポウイルスかもしれません。また、保険診療上、ノロウイルスの便抗原迅速検査が認められているのは、3歳未満、65歳以上、悪性腫瘍の診断が確定している患者、臓器移植後の患者、抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、または免疫抑制効果のある薬剤を投与中の患者に限られるからです。

 

 しかし、夜間・休日の救急外来には、「保育園でノロウイルスかどうか検査するように言われたから来た」「日中にかかりつけ医を受診したが、ノロウイルスの検査をしてもらえなかったから検査して欲しい」といったことで受診される方が少なからずおられます。

 

 

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