顔写真付き里親登録証の積極導入を 厚労省が事務連絡

2022年0413 福祉新聞編集部
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 厚生労働省は3月30日、都道府県などに対して、顔写真付きの里親登録証の導入に積極的に取り組むよう求める事務連絡を出した。名刺サイズの大きさなど持ち運びしやすいものを例示している。

 

 これまで、顔写真付きで里親の身分を公的に証明する登録証の規定はなく、運用は都道府県ごとにバラバラだった。そのため行政や医療機関などさまざまな契約手続きなどで混乱もあるとして公益財団法人全国里親会は2021年6月、全国で統一した里親の身分証の導入を求めていた。

 

 今回厚労省は、里親名簿の登録に関する通知の写しにあたるものとして、携帯できるサイズでの発行を提案。具体的なサイズは、名刺または各種証明書(縦10センチ×横8センチ)の2案を示した。

 

 盛り込む内容については、顔写真とともに氏名、住所、電話番号、里親登録年月日、登録番号などを挙げている。

 

 これを受け、里親会は1日、都道府県の支部などに対して、免許と同様の材質で、顔写真付きの身分証を働き掛けるよう求める文書を出した。

 

 河内美舟・同会長は「従来のようにA4サイズで紙の登録証を常に持ち運ぶことは現実的に無理だったので、非常にありがたい。里親としての誇りや責任の重さも増すのではないか」と話している。

 

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