青色LEDで水耕栽培 障害者の就労支援カフェが話題

2014年1027 福祉新聞編集部
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精神障害のある人など8人が働く
精神障害のある人など8人が働く

 今年のノーベル物理学賞で注目を浴びた青色発光ダイオード(LED)を使用する就労継続支援B型事業所が都内にある。一般社団法人ライフステップ(田村宏代表)が葛飾区新小岩で運営する「グリーンカフェ」では、LED照明を使用した水耕栽培を手がけており、障害がある人が働いている。

 

 JR新小岩駅から徒歩2分。店内に入ると、紫色のLED照明に照らされた栽培ケースが目に飛び込んでくる。のぞき込むと、赤色と青色のLED照明が見えた。植物に必要な光を効率よく照射しているという。

 

 20席ほどあるカフェには400株を育てる設備があり、サニーレタスと小松菜を完全無農薬で栽培。ヘルシーハンバーグや野菜カレー、ミックスフライなどの定食(ドリンク付きで600円)のサラダに使われている。

 

 「商店街の真ん中で、最先端の技術を使った水耕栽培をしていることが話題となり、集客につなげたかった」と田村代表は話す。狙いは的中し、8月のオープン以来、徐々に客足が伸び始め、今は多い日で30人ほどが訪れているという。

 

 現在、精神障害のある人など8人が働く。働き始めたばかりの20代男性は「以前ファミレスなどで働いた経験もありますが、少し緊張する」と話した。利用者はパソコンを使った水耕栽培のデータ管理や、新メニューの開発も担当する。

 

 水耕栽培によるサニーレタスは食感もやわらかく、甘みが強いのが特長だ。畑での栽培と異なり、生育が40日と早いことや、色合いも良いことなどがメリットだという。田村代表は「青色LEDの発明は、障害者福祉の現場にも好影響を与えている。ノーベル賞の受賞は本当に喜ばしい」と話した。

 

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