特養に「おもちゃライブラリー」 子どもとの交流が心のケアに

2015年0304 福祉新聞編集部
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施設内におもちゃライブラリーを開設した

 社会福祉法人本願寺龍谷会の特別養護老人ホーム「ビハーラ本願寺」(中根超信施設長、京都府城陽市)が「おもちゃライブラリー」を開設してから3年目を迎える。地域の幼老交流の場として定着している。

 

 「おもちゃライブラリー」は、日本おもちゃ図書館財団が、子どもたちにたくさんのおもちゃを用意して、気に入ったおもちゃで遊ぶ機会を提供するボランティア活動。

 

 同ホームは、8年前に新型特養ホーム(108床、うちショートステイ8床)としてオープンして以来、積極的に障害者を雇用し、高校、大学などの福祉教育の実習を受け入れるなど社会貢献をしてきた。

 

 また、子どもたちとの交流がお年寄りにとって心のケアにつながるという勧めを受け、交流の場作りとして「おもちゃライブラリー」をホーム内に開設することになった。2013年2月に準備のための研修会を開き、4月から毎月第2土曜日午後に開設している。

 

 これに合わせ、ボランティアによるカフェも開設し、親子や孫、ひ孫とお年寄りの交流が深まり、14年4月からは利用者全員によるお誕生会が、「おもちゃライブラリー」が開かれるのに合わせて行われるようになった。

 

 お誕生のお祝いを受けるお年寄りのなかには家族全員の参加もあり、地域ぐるみのにぎやかで楽しい会になっている。

 

 また、8月には「幼老交流の集い」のモデルとして全国おもちゃ図書館30周年記念の映画製作も行われ、約100人の参加者たちのおもちゃを使っての楽しげな交流ぶりなどが記録された。

 

ビハーラ本願寺の外観

ビハーラ本願寺の外観

 

 

 

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