突然、親を介護することになったら? 介護者に役立つ情報まとめた冊子

2015年0528 福祉新聞編集部
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 「突然、親を介護する生活になった」「もう仕事と両立できそうにない」ーー。

 

 そんな混乱時に役立つ制度の情報や支援団体の一覧表などをコンパクトにまとめた冊子「ケアコン ハンドブック」(写真)が頒布中だ。発行したのは、働く世代の介護者に向けた情報サイト「ケアラーズ・コンシェル」(http://carers-concier.com/)を運営するワーク&ケアバランス研究所。

 

 同研究所は、㈱ウェブユニオン(東京)が介護離職を防ぎたいと立ち上げたもの。NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジンと提携して介護者ミーティングを開くなどしている。

 

 無償の介護に振り回されながら、上司や同僚にも言えず孤軍奮闘する人は多い。冊子は、活動で集積された経験やノウハウから生まれたもので、情報整理の取っ掛かりになるよう工夫されている。

 

 例えば▽相談窓口を知っておこう(適切な機関を説明)▽地域包括支援センターに行く前に不安をまとめておこう(介護者便利シートを紹介)▽つらい時は吐き出そう(介護者の会を紹介)―など具体的。行政や専門家ではなく「先輩」が伝えるところが特長だ。

 

 同研究所の責任者、和氣美枝さんは「味方がいることを知ってほしい」と話す。

 

 冊子(A5判18㌻)は8月まで無料で頒布する。30部までは同社の送料負担、31部以上は着払いで発送。介護事業所で配布するなど、まとまった部数の注文を歓迎している。

 

 申し込みは、氏名、送付先住所と電話、メールアドレス、希望部数を明記し同研究所(☎03・6277・5456※平日のみ、メール)へ。先着順。

ケアコン ハンドブック

ケアコン ハンドブック

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