特養内に無料の学習室を開設 同胞援護会でキッズドアが運営

2015年0625 福祉新聞編集部
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 社会福祉法人恩賜財団「東京都同胞援護会」は6月から、ひとり親家庭の子どもを主な対象にした無料の学習室を特別養護老人ホーム「フジホーム」(昭島市)内に開設した。運営は各地で学習支援の活動をするNPO法人キッズドアに委託。同胞援護会は子どもや障害者、高齢者関連の施設を手広く展開しているため、それぞれ専門性のある職員がいる強みを生かし、必要に応じて学習以外の面で子どもや家庭を支える。

 

 同胞援護会の担当者は「学習支援をきっかけに地域の子どもの成長を広く支援できるよう取り組みたい」と話す。

 

 学習室に通うのは小学4~中学2年生の子ども10人。定員に余裕があるため、夏に再募集も検討している。

 

 学習室初日の7日には、子どもと、学生や社会人の学習ボランティアがオリエンテーションを実施した。「自分を色に例えたら」など会話のきっかけになるような質問が書かれたシートを使って打ち解け合いながら、あだ名や学習の目標を決めていった。

 

 学習ボランティアは経験者がほとんど。子どもの様子を見ながら丁寧に言葉をかけ、始めは硬かった子どもの表情も笑顔になっていった。キッズドアの担当者は「雰囲気がいい」と初回の手応えを語った。

 

 学習室は来年3月まで月に2~3回程度、計24回開く予定。座学だけでなく、大学のキャンパス見学など子どもが自分の将来を広い視野で考えるきっかけづくりの機会も設ける方針だ。

 

 

 

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