多忙な福祉施設だからこそ取り入れるグループウェア 大阪での実践 後編 (PR)

2015年0709 福祉新聞PR
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取材に応じてくれた弘済院第1特別養護老人ホームで働くスタッフ

 社会福祉法人みなと寮が運営する「弘済院第1特別養護老人ホーム」(大阪府吹田市)は、定員270人に上る日本最大級の施設。サービスの質向上を目指し、4年前から導入したのがグループウェア「デスクネッツネオ」だという。年間30種に上る会議の議事録は、デスクネッツを活用して職場内で共有している。

 

 

➡ 施設長がグループウェア導入のメリットを語った前編はこちら

 

 

 「自分も気を付けなきゃ」――。

 

 介護福祉士の北浦阿弓さんは毎朝出勤すると、パソコンでデスクネッツを開く。この日届いていたのは、現場で起きたヒヤリハットを考える会議の報告書だった。

 

 北浦さんは要点だけさっとつかみ、後でゆっくり見られるよう文書を個人ページに保存。持ち場に向かった。

 

 弘済院第1特養で開かれる会議はさまざまだ。幹部による戦略会議のほか、ユニットの会議、防災や給食の会議、事例研究会がある。外部研修も積極的に参加する。

 

 こうした資料や議事録はデスクネッツを通じて全職員に公開。誰でも自由にコメントをつけられるため、議論が深まるという。また、研修の感想を蓄積することで、日々改善につなげている。

 

 5年目になる北浦さんは、特にケアに関する情報に敏感だ。「看取りも経験しましたが、自分の介護が本当にベストなのか自問する日々です」と語る。

 

 一方、管理栄養士である勇上真由美さんには、アンケート機能がかかせない。弘済院第1特養は、他施設との差別化を図るため、中長期計画に“ケアのブランド化”を掲げる。その一環として、年70回以上も特別献立を行うなど“食”に力を入れているという。

 

 「先日は、利用者の目の前でお好み焼きを調理するイベントを開きました。企画は大変ですが、利用者の笑顔で苦労は吹き飛びます」(勇上さん)。

 

 イベント後、勇上さんは職員にアンケートを実施。食事内容はもちろん、利用者の感想や空調など環境面もフォローする。結果は自動的にエクセルで出るため、次回のイベントに生かしやすい。

 

 こうしたグループウェアを活用した取り組みについて、情報部門を担当する川見亮さんは「結果的に利用者に対するサービスの質向上につながりました」と話す。弘済院第1特養では、職場内にとどまらず、利用者の生活の様子をウェブサイトで紹介するなど情報発信にも力を入れている。

 

 川見さんは「簡単に情報共有ができれば、職員の刺激となり、モチベーションも上がります。そして、成長を実感すれば離職を防ぐことにもつながると感じています」と語った。

 

 

➡ 施設長がグループウェア導入のメリットを語った前編はこちら

 

 

左から、北浦さん、勇上さん、川見さん

左から、北浦さん、勇上さん、川見さん

 

 

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