九鬼家の石灯籠

2013年0401 福祉新聞編集部
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

 この石灯籠はかつて永田町一丁目の岩手県東京事務所の敷地内にあった。同県の好意により全国社会福祉協議会が譲り受け、2012年3月17日、六本木通りを隔てて新霞が関ビル公開空地の公園に移設された。

 

   永田町一丁目四番地付近は終戦時の同県出身の総理大臣米内光政の邸宅跡で、江戸時代は伊勢志摩を起源とする水軍の九鬼長門守の中屋敷だった。向かいあってもう一つは上屋敷。その横を通る坂は「茱萸坂」と呼ばれていた。

 

   石灯籠は形状から江戸中期のもので春日灯籠。九鬼家の中屋敷に伝わっていることから九鬼家由来のものであると考えられる。堂々たる風格でいかにも大名屋敷にふさわしい。(松)

    • このエントリーをはてなブックマークに追加