柔道通じて国際交流 知的障害のあるアスリートが参加

2016年0805 福祉新聞編集部
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3カ国からアスリートが来日し柔道で汗を流した

 日本、スウェーデン、オランダ、ノルウェーの知的障害のある柔道アスリートが7月23日、都内にある柔道の総本山・講道館で交流した。

 

 アスリートは工夫を凝らした柔道のスポーツプログラムを約3時間、楽しみながら体験した。いざ組み合うと真剣な表情になり打ち込んだ。

 

 来日したのは3カ国のスペシャルオリンピックス(SO)のアスリートら約60人。SOは知的障害のある人にスポーツを通じた各人の成長や社会参加を応援する国際的組織で、170カ国超が参加する。4年に一度、夏と冬に世界大会も開催。日本では7827人がSOに参加している。

 

 小学1年から柔道を始めたという中学生(日本)の母親は「当初は首を打ったりするので心配したが、今は週1回の練習が生活リズムになり、体が強くなった」と話している。

 

 一行はその後、東洋大学に移動し、社会学部の志村健一教授のゼミ生が企画した球移しゲームや折り紙などを楽しんだ。ゼミ生の新井洸太郎さん(大学3年)は「言葉が伝わらず難しかったが、ゲームをするうちに意思が通じた」と話す。

 

 主催の公益財団法人SO日本の立山結希さんは「障害者とパートナー(健常者)がスポーツを通じて交流する機会も増やしたい」と言う。障害者とパートナーがチームを組み競技するユニファイドスポーツも展開中で、学生に参加を促している志村教授は「障害者との壁がなくなる。インクルージョンを体感できる」と話している。

 

東洋大の学生らとも折り紙などを楽しんだ

東洋大の学生らとも折り紙などを楽しんだ

 

 

 

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