障害者が作る子ども用いすが人気 売上目標は年600万円
2016年08月09日 福祉新聞編集部
沖縄県の社会福祉法人楓葉の会(島龍夫理事長)では、就労継続支援B型事業で知的障害のある利用者が子ども用の木工いすを作っており、人気を集めている。
いすは、背もたれが象やネコなど動物の図柄となっており、全30種類ある。利用者らは板のカットややすりがけ、張り合わせ、組み立て作業などほぼすべての工程にかかわる。完成には10日間ほどかかるという。
値段は名前を入れると1脚当たり5000円。主に法人主催のイベントなどで販売しているが、口コミで直接注文がくるケースも。今年度の売り上げ目標は年間600万円を掲げる。
同法人は、これまでおもちゃなど木工製品の製作をしていたが、今年度から本格的に取り組み始めた。6月に木工棟も建設し、新たに自動かんな機も導入。また、職員を1年間にわたり県の工芸振興センターで研修させるなど専門性の向上を目指している。
サービス管理責任者の玉城綾さんは「職員は利用者の得意不得意を見極めながら支援しており、これから製品の質と量を上げていきたい」と話している。
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