ひきこもり経験者の全国組織が発足 ポータルサイト「ひきペディア」も公開

2018年0522 福祉新聞編集部
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左から林副代表理事、森下徹理事(兵庫)、割田大悟理事(神奈川)、川初真吾理事(東京)

 ひきこもり経験者らによる初の全国組織となるNPO法人「Node(ノード)」(田中敦・代表理事、東京都)がこのほど発足した。7日には、ひきこもりに関する総合情報ポータルサイト「ひきペディア」を公開。国内には自分の居場所を見つけにくい人がたくさんいるとみて、孤立の解消を目指す。

 

 法人の理事らが同日、厚生労働省内で記者会見した。自助グループの設立や運営に関する相談に応じるほか、ひきこもりに関する講演、調査、研究、政策提言にも取り組む。

 

 不登校経験者で副代表理事の林恭子さん(51、ひきこもりUX会議代表理事・神奈川)は会見で「国や地方自治体による就労支援はこの20年間、うまくいかなかった。働くことのもっと手前にある外出などの支援が必要だ」などと語った。

 

 Nodeは英語で「結び目」を意味し、北海道、青森、東京、神奈川、大阪、兵庫、香川で活動する9団体の代表が理事に就いた。設立は4月19日付。

 

 ひきこもりとは仕事や学校に行かず、家族以外と交流しない状態が6カ月以上続くことを指す。2015年に内閣府が行った調査では15~39歳で、推計54万人。内閣府は18年度、40~59歳を対象とした実態調査を行う。Nodeは40歳以上を含めると100万人を超すとみる。

 

 

 

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