世田谷区で介護職員の合同入職式 インドネシアからも新人
2018年06月06日 福祉新聞編集部
東京都世田谷区内の介護保険施設・事業所の新人職員を対象にした合同入職式が5月23日、同区役所で開かれた。施設や事業所を超えて交流を深めてもらうのが狙いで、今年で2回目。
参加した34人の新人職員を代表して熊谷香奈さん(特別養護老人ホーム喜多見ホーム)が「多くのことを学んで吸収していき、利用者に寄り添っていきたい」と今後の抱負を述べた。
式典では、保坂展人区長がメッセージカードを授与し、「皆さんの仕事は高齢者がいきいきと豊かな毎日を過ごすために欠かせない」と活躍を期待した。また、先輩職員による激励の言葉もあった。続く研修では、交流を兼ねたワークショップなどが行われた。
今回はEPA(経済連携協定)介護福祉士候補者も参加し、インドネシアから来日したウィラ・ヘラワティさん(特別養護老人ホーム等々力の家)は「仕事は大変だけど先輩に教わって慣れてきた。介護福祉士を目指して頑張りたい」と意気込みを話した。
介護人材不足は深刻で、全国の介護職員の離職のうち7割は入職してから3年未満という現状がある。区では、悩みを共有できる他施設・事業所の仲間を持つことで職場への定着を促す。
また区も一緒に高齢者を支えていくことを示し、介護職員がキャリアアップしていく研修も開催する。
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