学生らが運営する子ども食堂 多世代が楽しく交流(埼玉)

2019年0801 福祉新聞編集部
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お兄さんたちと一緒にポテトサラダに入れるきゅうりをスライス

 学生主体のボランティアグループによる子ども食堂「ひこうき雲」が21日、埼玉県の筑波大付属坂戸高校で開かれた。子どもたちは高校生や大学生らと一緒に昼食を作って食べたり、鬼ごっこやキャッチボールをして遊んだり、元気いっぱいに過ごした。

 

 ひこうき雲は、学校でも家庭でもない子どもの居場所をつくろうと、2017年8月に始まった。活動は月1回。誰でも参加できる。子どもも学生も地域の人も、普段関わりのない多世代が交流し、それぞれに良い刺激を受けて学びの機会にもなっている。

 

 会場は同校が無償で提供。食材の大半は地域の人や農家から譲ってもらい、それに合ったメニューを考えている。運営は学生が中心になる。代表の河野和さん(大学4年)は「年の離れた人がつながる環境があることは大切。子どもとは対等に関わるよう心掛けている」と話す。 

 

仲良くラディッシュを収穫

 

 同日は子ども9人を含む48人が参加。昼食のメニューはミートソーススパゲティとポテトサラダ。子どもたちはきゅうりを切ったり、じゃがいもをつぶしたりしてお手伝いした。また食後は、前回の活動で植えたラディッシュ(大根の一種)を収穫した。子どもを中心に触れ合い、参加者は交流を深めた。

 

 息子の勁介くん(小学1年)が学生と遊ぶ姿に母親の鳥飼彩さんは「親とは違う関わりはありがたい。子どもが自然と楽しんでくれている」と話した。

 

 

 

 

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