特別支援学校で防災体験 職員、児童らが意識高める(埼玉)

2019年0809 福祉新聞編集部
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親子一緒に防災について学んだ

 埼玉県立日高特別支援学校は7月24日、大型地震を想定した防災体験プログラムを開催した。職員は、災害対策本部を立ち上げることで災害時の初動対応を確認。児童は、保護者と校内に設けられたブースを巡り、防災に関する知識を学んだ。

 

 同校は、肢体不自由児が多く通う学校で、小学部、中学部、高等部、訪問教育部がある。プログラムは毎年実施されており、今年で6回目。消防署や社会福祉協議会なども協力し、防災意識を高めるのが目的だ。

 

 災害対策本部の立ち上げに当たっては、震度6弱の地震が前夜発生したことを想定。同校が福祉避難所に指定されたとして、本部に物資班、救護班、情報班を設け、それぞれ与えられた役割を果たす、という流れ。

 

 一通り終えると、各班で反省会を実施。例えば物資班であれば「発電機の数を増やした方がよい」「ソーラー蓄電バッテリーがあれば便利」など、その場で情報共有し、防災意識の向上に役立てた。

 

 児童は保護者と校内の防災に関するブースを回った。防災クイズのブースでは、部屋のイラストで対策ができていない部分を探す間違い探しを実施。ゲーム形式にすることで、児童も保護者も楽しく防災に関する知識を学ぶことができた。

 

 このほか、緊急地震速報を疑似的に流し、実際に地震が起きた際の動きを確認する「ショート訓練」をしたり、福祉避難所で想定される課題が書かれたカードをランダムで職員に見せ、適切に対応できるかを確認したりした。

 

 参加した同校の高校3年生の生徒は「(火災を疑似体験する)煙の体験は、車いすだと足元が引っかかった」「煙は苦しかったけど楽しかった」などと感想を述べた。

 

 

 

 

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