失業者向け求人サイト「Give Emotion」 障害福祉事業所を紹介(岐阜)

2021年0426 福祉新聞編集部
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 岐阜県の社会福祉法人舟伏(三宅正哉理事長)は、新型コロナウイルスの影響で失業して仕事を探している人と、県内の就労系障害福祉事業所をマッチングする事業としてホームページ「ギブエモーション」を開設した。

 

 こだわったのは、異業種で働いていた人や若者に障害者や福祉について理解してもらうこと。実際に異業種から転職した6人のきっかけや働きがいなどを、文章と動画で紹介している。森敏幸・総合施設長(70)は「できるだけ生の声を届けるようにし、文章は読まれないこともあるので動画もつけた」と話す。

 

 事業所検索も福祉を知らない人が使いやすいよう工夫した。現在、岐阜福祉圏域(岐阜市、各務原市など9市町)にある約150事業所のうち、49事業所が登録しており、IT、調理、農業、製作、送迎など25分野と九つのエリアから絞り込める。求職者が見学や体験を希望すれば、同法人の担当者が事業所と日程を調整する。同法人が間に入るのは事業所に直接連絡してもすぐに対応できないことがあるためだ。

 

 この事業は国のコロナ関連予算(就労系障害福祉サービス等の機能強化事業)を活用した県から委託を受けて行うもので、2020年度の委託費は704万円。事業所の登録もマッチング料も無料で利用できる。

 

 森総合施設長は「登録事業所を増やし、内容も充実させたい。福祉を知ってもらう機会になってくれれば」と話している。21年度以降、県の委託について現状では白紙だが、法人は持ち出しでホームページを運営していく覚悟だ。

 

 

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