見張りイボ――お尻からの飛び出し注意

2021年0430 福祉新聞編集部
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 かかりつけ医の先生が「痔核」(いぼ痔)として、私たちの専門外来に紹介して下さることがあります。しかし、その多くは痔核ではありません。

 

 痔核は小児ではまれであり、過度のいきみによりできます。痔核には、肛門の内側にできる内痔核と、外側にできる外痔核があります。その境は歯状線と呼ばれる、直腸と肛門上皮の境界です。

 

 直腸にできる内痔核の場合は痛覚がないため痛みが少なく、肛門上皮にできる外痔核は皮膚ですから、痛覚があって強い痛みが出やすい傾向があるなど症状も異なります。痔核の成因としては、「静脈瘤説」(肛門管の痔静脈叢の静脈瘤と考える)と「肛門クッション滑脱説」(肛門管の粘膜下組織が伸びて滑脱するようになったと考える)という二つの考え方があり、血栓ができて、炎症を起こすと痛みを起こします。

 

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