新たな公共インフラ「電話リレー」がスタート 聴覚障害者「大きな革命」

2021年0713 福祉新聞編集部
オペレーターを介して通話する武田大臣(左端)

 聴覚障害者が手話のできるオペレーターを介して、聞こえる人と連絡をとる「電話リレーサービス」が7月1日、始まった。総務省が所管する新法に基づく公共インフラとして24時間365日、誰でも使える。110番など緊急通報もできる。これまでは一部の民間団体が試行的に提供し、利用できる範囲も限られていた。今後は恒久的なサービスとなることから、同日、総務省内で開かれた式典では当事者団体から「大きな革命だ」と喜びの声が上がった。 

 

 式典には武田良太・総務大臣、山本博司・厚生労働副大臣らが参列。午前10時半のサービス開始に先立ち、武田大臣は聴覚障害のある女性が都内からかけた電話を受け、書き初めならぬ「通話初め」をした。

 

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