苫小牧市社協が行う「犬猫一時預かり」が好評 入院の高齢者に安心感

2021年1021 福祉新聞編集部
猫を預かるボランティア=苫小牧市社協提供

 北海道苫小牧市社会福祉協議会が昨年から実施する「犬猫一時預かり事業」が好評だ。独居高齢者が入院や施設に短期入所する際、ペットの犬や猫を市民ボランティアが一時的に預かる仕組みで、社協事業でこうした取り組みを行うのは全国的にも珍しい。当初は2カ月に1件ほどの利用を見込んでいたが、最近は毎月1件ほどの利用があり、ニーズは高いという。

 

 市内では独居高齢者らのペット絡みのトラブルが地域課題の一つになっており、市社協が独自で把握するだけでも、年間3、4件あるという。

 

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