ノロウイルス――十二指腸潰瘍の原因に

2021年1112 福祉新聞編集部
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 例年ですと11月ごろからノロウイルスによる嘔吐・下痢症の流行が始まり、12月から1月ごろがピークとなり、その後に嘔吐・下痢症の原因ウイルスはロタウイルスへと移っていきます。「例年ですと」と書いたのは、新型コロナウイルスの流行により、私たちの生活スタイルも変化してきているからです。

 

 ノロウイルスもエアロゾル感染をするので、新型コロナ感染予防策はノロウイルス感染予防にも有効であると考えられます。ただし、ノロウイルスに対しては、アルコール消毒の効果はありませんので、吐物や便で床などが汚れた場合には、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する必要があります。

 

 ノロウイルスに感染すると嘔吐・下痢症を引き起こします。冬になると小児救急は嘔吐・下痢症の子ばかりになりますが、脱水予防さえできれば、通常は2週間以内に自然治癒する病気です。経口補水液を下痢や嘔吐が始まったら速やかに与えて、水分と塩分(ナトリウムなどの電解質)を同時に補充することによって、多くの場合、脱水は予防でき、受診の必要もありません。

 

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