肥厚性幽門狭窄症――噴水状に嘔吐する病気

2021年1126 福祉新聞編集部
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 生後1カ月になる前くらいから嘔吐が始まり、哺乳後しばらくすると吐いてしまう。吐いてもすぐに母乳やミルクを欲しがって、しかし、飲ませると噴水のように吐いてしまう。最近では「マーライオンのように吐く」と表現されるお母さんもおられます。このようなとき、小児科医は肥厚性幽門狭窄症という病気を疑います。

 

 幽門と呼ばれる胃の出口にある筋肉(幽門筋)がれん縮(痙攣様に収縮すること)して、緩まない(弛緩不全)ことが原因と考えられています。幽門筋が厚くなることにより、胃の出口が狭くなって、母乳やミルクが胃から先の十二指腸へ流れず、嘔吐してしまいます。1000人に1~2人くらいに発症し、男児に多くみられます。

 

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