二次性乳糖不耐症――腐ったヨーグルト臭の便

2021年1203 福祉新聞編集部
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 嘔吐・下痢症(急性胃腸炎)にかかったけど、2週間以上下痢が続いている。元気だけど、下痢だけが続いて、肛門の周りが赤くなってしまっている。うんちがヨーグルトの腐ったような酸っぱい臭いがする。それ、もしかしたら、二次性乳糖不耐症かもしれません。

 

 乳糖とはラクトースとも呼ばれ、ガラクトース1分子とブドウ糖1分子から構成される二糖類です。母乳、人工乳、牛乳などに含まれており、小腸粘膜の微絨毛上に存在するラクターゼ(乳糖分解酵素)の作用で消化され、ガラクトースとグルコースとなり吸収されます。

 

 小腸の乳糖分解酵素が不足すると、消化吸収されなかった乳糖が大腸へ到達して、大腸の腸内細菌が乳糖を分解します。そして、脂肪酸と二酸化炭素、水素、メタンなどのガスが産生され、下痢を起こします。これを乳糖不耐症と言います。ヨーグルトの腐ったような酸っぱい臭いの正体は、大腸に届いた乳糖が分解、発酵したことにより産生されるガスや酸性の有機化合物です。

 

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