「生活目標の強制やめて」引きこもり経験者らが記者会見

2022年0120 福祉新聞編集部
宣言の意義を説明する木村さん(左端)

 引きこもり経験者による民間団体が12月23日、引きこもりは命と尊厳を守る自衛行為だとして尊重するよう求める「ひきこもり人権宣言」を発表した。「支援」の名のもとに生活目標を強制しないよう求めた。

 

 宣言を作成した「暴力的『ひきこもり支援』施設問題を考える会」によると、引きこもりに関する人権宣言は国内では初めて。同会の共同代表で「ひきこもり新聞」編集長の木村ナオヒロさんらが同日、厚生労働省で記者会見を開き、発表した。

 

 同会は、引きこもりの人を力ずくで集団生活の場に連れ出す業者が存在するのは、「引きこもりの人は人権を制限されても仕方がない」とする考えが世の中にあるからだとみている。

 

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