認知症の行方不明1万7636人 9年連続で最多更新

2022年0728 福祉新聞編集部
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 2021年に認知症の行方不明者として警察に届け出があった人は、前年比71人増の1万7636人だったことが7月15日、警察庁のまとめで分かった。統計を始めた12年(9607人)から1・8倍増え、9年連続で最多を更新した。

 

 21年に届け出のあった全行方不明者は7万9218人。統計が残る1956年以降で最少だった2020年に次いで少なかった。

 

 ただ、認知症の行方不明者は毎年増加しており、全行方不明者の5人に1人は認知症が原因・動機。特に60歳以上の割合が高く、70歳以上をみると、大半が認知症が原因・動機となっている。

 

 21年中に所在を確認できた行方不明者は、以前に行方不明になっていた人も含めて7万8024人。そのうち認知症の人は1万7538人(死亡確認450人含む)だった。

 

 認知症の行方不明者で届け出を受理した当日に所在を確認できたのは1万2540人、1週間以内は4337人で、合わせると99%が確認できた。

 

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