車いすの事故なくす六つのポイント

2014年0428 福祉新聞編集部
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タイヤの空気圧が足りないと車いすのブレーキが 効かずに転倒することが・・・

 車いすで多い〝ひやりはっと〟は、ベッドなどから移乗する時に車いすが後ろにずれ臀部から落下してしまうもので、圧迫骨折に至る事故も起きている。こうした事故は「タイヤの空気圧が足りない」などメンテナンス不足で起きることが多いため、普段からしっかり点検することが大切だ。また、点検・整備の仕方で分からないことは、車いす安全整備士など専門家に相談しよう。

 

 

タイヤ

 

空気圧

 車いすはタイヤ本体にブレーキを当てて止めるので、空気圧が足りないと圧着が弱くなり、効きが悪くなる。適正な空気圧はタイヤの太さなどで違うため、タイヤ側面に記載されている空気圧になるように空気を入れる。

 

 

 

140428_点検タイヤ

 高圧用や電動の空気入れがあると便利だ。1~2日たつと空気が抜ける「スローパンク」があるので、使う前に必ず確認する。

 

 

 

  140426タイヤ

 タイヤの表面が摩耗していてもブレーキの効きが弱くなる。溝の摩耗や細かなヒビがないか点検する。摩耗やヒビがあると中のチューブも劣化しているので、タイヤ全体を交換する。

 

 

 

14028虫ゴム

 タイヤの表面が摩耗していてもブレーキの効きが弱くなる。溝の摩耗や細かなヒビがないか点検する。摩耗やヒビがあると中のチューブも劣化しているので、タイヤ全体を交換する。

 

 

座面・背部シート

 

140428_点検シート

 シートがたるんでいると適切な座位姿勢をとるのが難しいため、褥瘡の原因になったり、側弯の拘縮などの2次障害を発生させたりする。たるんでいたら交換する。

 

 

フットサポート

 

 140428_点検フットサポート

 足乗せ板の固定ネジが緩んでいると板が自然に下がり、地面や段差につまずくことがある。上げた位置に板が固定されないと足を乗せたまま降りる形になり、下がった板を支点にテコの原理で前側に放り出されることがある。ネジの緩みを点検し、緩んでいたら締める。

 

 

ブレーキ

 

140428_車いす点検s点検ブレーキ

 ブレーキワイヤーが緩むと効きが弱くなる。最低3カ月に1回はブレーキレバーを握って効き具合を点検し、緩んでいたらアジャスタボルトナットで調整する。

 

 

前輪車軸

 

140426車輪

 ゴミや髪の毛などが絡まっていると駆動が重くなり自走しにくくなる。自立を阻害したり、間接的に身体拘束状態になったりするので、ピンセットなどで取り除く。

 

 

クッション、フレーム

 

140428_点検クッション*

 

 クッションの下に食べかすや吐瀉物などが残ってカビが生えたり、虫がいたりすることがあるので定期的にアルコール消毒する。また、金属フレームのサビや汚れは自転車と同様の方法で取り除く。スプレー系のサビ取り剤は潤滑系に悪影響を及ぼす恐れがあるので安易に吹きかけない。

 

➡次ページ 専門家「安全性を担保する基準ない」

 

 

 

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